河合郁人とA.B.C-Zが最強

A.B.C-Zのパフォーマンス力に惚れ込みました。中でも河合くんのダンスと歌と芝居が大好きです

自担が最高なはなし

なに当たり前のことを言ってんだというタイトルですが。

 

ここ数年私は五関さんと郁人との間をフラフラしていた。

しかし去年のどこかこらか(記憶にない。記録ってだいじ)思っていたのだ。

「私は五関さんの女だけど、担当は河合くんだな」

 

そこへ持ってきて「天国の本屋」である。

 

久々に河合郁人への愛が爆発してしまった。

 

 

私はそもそも歌が上手い人が大好きなのだ。

だからここ数年河合くんの歌がどんどん良くなっていることが嬉しくてたまらなかったのだが、なにせ5人グループ。

存分に歌が聴けるかというとそれは難しいことだった。

 

が!!!!

 

天国の本屋」では歌う。とにかく歌う。歌いまくる。

 

そしてやっぱり上手い。

元からのうまさに加え、練習の成果がたっぷりと感じられる歌でもあった。

 

静かな歌い出しでめちゃくちゃ丁寧に音を置きにいってる感じがたまらなかったし、

彼女を思う歌ならその声の優しさに震えた。

高らかに歌い上げる場面ならその声量が存分に活かされていた。

(そういえばこれってオリジナルミュージカル。出演者の声や技量に合わせて曲が練られたりしてます…よね⁉︎

それ言ったらまぁ全てがそうか…

改めて舞台って凄い)

 

本人も雑誌で言っていたけど、

天国で最後に歌う歌はさとしがコケたら舞台がコケるところだったが、

余裕すら見せて歌いきっていた。

キャスト全員を従えて歌う姿のなんと輝いていたことか!

 

そして驚愕すべきは喉の強さ。

全14曲、それだけ歌ってもブレない、擦れない。

ものすごい安定感。

もちろんミュージカル俳優さんには敵わないし、細かいミスはあったけれど、

私をノックアウトするには充分だった。

 

 

 

そしてもう一つ。

歌はもちろんだが、

朗読が本当に素晴らしかった。

 

はっきりと聴き取りやすく、抑揚のつけ方も絶妙に上手い!

正直ここが一番びっくりした。

こんなに上手に本が読めるんだ⁉︎と。

 

しかしそれだけでは終わらなかった。

最初の朗読は「ヘンゼルとグレーテル

朗読の途中で歌いだしたのだが、

それは「お父さん」に扮しての歌だったのだ。

「わしらは一体どうなるというんだ〜♪」

 

…訂正する。

ここが一番びっくりした。

誰が歌っているのか一瞬わからなかったのだ。

確かに河合くんのテイストはある。

が、普段の声からはかけ離れた低音。

しかしそんな声で歌いながら、めっちゃくちゃに上手い。

めっちゃくちゃに安定している。

 

と思ったら今度は「継母」で歌いだした。

いやいやいや切り替えも完璧。

 

つまるところ、さとしとして朗読しながらお父さんと継母を演じ分け、お父さんとして歌い継母として歌い

後半は立ち上がって少し早口になりつつ身体を動かしステージを移動しつつ朗読。

…盛り上げ方も完璧。

 

いやすごい。

 

ここではアンサンブルの方々と絡みながら

本の世界をミュージカルのように演じるんだけど、

あまりにも完璧すぎて、

正直本編より朗読のシーンの方が好きだと思う。

とにかく周りの皆さんも上手いのだけど、

ここには河合くんのいいところがめっちゃ詰まってる。

声の良さ、歌のうまさ、声色の多彩さ、切替の器用さ、

躍動感のある歌と動きを『魅せる』チカラ。

 

朗読のシーンはこの後

「ないたあかおに」と「ナルニア国ものがたり

 

「ないたあかおに」では、青おにが赤おにを思う歌がとても良かった。

もしかしたら河合くんのキーに一番合っていたのかもしれない。気持ちよく声が伸びていた気がする。

 

ナルニア国」では、さとしも一瞬物語の登場人物になってセリフを言って踊るんだけど、

ここはめちゃくちゃにカッコよい!

このシーンは物語のクライマックスでありつつ、

河合郁人の見せ場としても

これでもか!とぶつけてきた感じがする。

もしかしたら演出家氏の粋な計らいだろうか。

 

いやでもさぁ、なんでもできるもんね?

そりゃ色々やらせたくなりますよね?

 

 

 

さてここまで書いてお気づきだろうか。

 

これは紛れもなく『河合郁人の主演舞台』だった。

 

台詞をよく噛んだり

久々に表舞台に出てきたような大御所はいない。

同事務所のタレントもいない。

主演なのにソロ歌唱がない音楽劇でもない。

オタクに忖度した(つもりの)勘違い演出もない。

 

河合郁人の力量ありき、

ほぼ出ずっぱり、歌いまくり。

 

なんて素晴らしいのだろう。

 

河合担でよかった。

河合郁人が大好きだ。

私は一生河合担だ。

 

そう思わせてくれる舞台だった。

 

ありがとう。「天国の本屋

またいつか。