2015書き納めその1 五関さんのこと
ここ半年くらいの長いスパンで、気になっていたことがあった。
始まりは今年の夏頃だったと思うんだけど。
ドル誌の記事で「ラジオだと、伝えなくちゃと思ってたくさん喋っちゃう。
今の俺は本当の俺じゃないんだよね」的な事を言っていたのがすごく衝撃的だった。
無理して喋ってるのはわかってた。
でもそれについて「こんなのは俺じゃない。これじゃダメだ」という強いニュアンスで
本人から否定発言が出たことが驚きだったのだ。
そしてその少し後だろうか…ラジオがやりたいと言い出した。
“ラジオは不利”(ANNでの名言(笑))であるにもかかわらず、
あえて自分からラジオの仕事にこだわっていることに何か熱いものを感じていたんだけど。
とうとうこの年末の雑誌では、「こういう感じで~」と、具体的なイメージまで。
その年末テレビ誌のどこかで、
その話が「関係者の耳に入って、夢が形になりつつある」と言ってて。
読んだ瞬間嬉しくて飛び上がりそうだったんだけど。
別のテレビ誌では
「今までは自分の声がコンプレックスだったけど、舞台の共演者から
「マイナスイオンヴォイス」と言ってもらって、自分の声と向き合えた。
16年は声の仕事がしたい」(ニュアンス)と…。
…そーゆーことだったのか!と思いつつ同時に驚いたのは。
まず声がコンプレックスだったってのが初耳だし(わからなくはないけど)
30歳にして(おそらく初めてだと勝手に思っているのだけど)
自分の芸と深く関わることで「これがコンプレックス」と告白したこと。
(弱みなんてそうそう見せそうじゃないじゃん?)
でもそれを告白したのは多分、もうそれが大した問題じゃないからだ。
その共演者さん(たち?)のおかげで自信が持てて、
その結果の「ラジオやりたい」だったのかと思うと…ほんっとうに感慨深い。
だって舞台ってあの【ファ○○ト】だよ?
やっぱりどんな仕事も無駄になんかならないんだ…。
あの頃池袋に通いながら、同じように自分に言い聞かせてはいたんだけどね…。
ありがとう共演者の皆さま。
いつか、五関さんのラジオにその方々がゲストに来る…なんて未来がきたらいいなぁ。